宝さがしワークショップ

marugoto2007-11-16

糸島GPの目的はこうだ。

  • 糸島地域の持続的発展と調和した新しい学生教育学習基盤の形成
    • 九州大学と糸島地域とが有機的連携。
    • 糸島地域に分散する多様、農業・環境・歴史・文化等の資源を集約したネットワーク型農学校を創設。
    • それを基礎に学生参加型・体験型教育を実施。


少人数ゼミはその具体的プログラムの一環として行われ、授業化・単位化されている。
今後、大人数を対象とした総合科目、集中型の農村留学なども予定されている。


課題は、それを実現するにあたって、地域の受け入れ態勢をどう作り、ネットワーク型農学校「糸島まるごと農学校」をどう作るかだ。
そもそも私たちは糸島でどのような農業が展開されているのか、糸島にどのような資源があるのか、学生がそこで何を学べるのか、よく分かっていない。
そこで、行政の方、地域の方々に集まってもらい、ワークショップを開催した。


糸島まるごと農学校「宝さがしワークショップ」である。

日時:2007年11月16日
場所:九州大学伊都キャンパスビッグオレンジ

<プログラム>
16:00 グループ毎に自己紹介

    • 名前
    • 所属
    • 糸島地域から無くしたくないもの
    • どんな九大生を糸島地域で育みたいか

16:15 糸島GP:「地域環境・農業活用による大学教育の活性化−ネットワーク型農学校が大学と地域社会の未来像を創造する−」の概要説明
16:30 質疑応答
16:45 ワーク1「糸島地域の農業を知る」

    • 糸島地域で展開されている農業をポストイットに書き出す
    • 前に張られた大きな地図に張り出す
    • 解説

17:10 ワーク2「九大生に体験させたい具体的プログラム作り」

    • ワークシートにプログラム案を書き出す
    • グループ内でシェアする
    • 全体発表
    • コメント

17:30 糸島GPで構想されている具体的プログラム解説
17:45 スライドショー
18:00 お疲れ様でした 

このプロジェクトで目指す地域の姿をスライドショーにまとめ、最後に流した。
これでプロジェクトの具体的イメージ、ビジョンが共有できたのではないかと思う。
参加者の中には、目頭を押さえている人もいた。
学生が地域の中に入り込んで、楽しく農業を体験する姿。
そこで発せられる感想は感動的なのだ。


大きな成果が得られたワークショップであった。
その成果はここでも少しずつ公表していこう。