第6回少ゼミ2

組織として何らかのプログラムを企画・実行する際には、主催者は事前・事中・事後のそれぞれの段階においてやらなければならないことが数多くあることを学んだ。
それに、おそらく、それでも不十分な点(思い至らないような)もかなりあると思うので、1回毎にどこが危なかったか、不十分だったかを十分検証・反省し。次回に活かすようにしていくことで危険防止についてのノウハウや具体的な対象、意識などを蓄積していくことが大事だと思った。
またプログラムの中に、参加者にどのような気づきをして欲しいかを考えながら組み込んでいくことの難しさを実感した。
また自分たちが考えなかったようなことを参加者が気づいてくれるのも自分たちにとっては嬉しいし、得るモノも大きいと思うので、気づきや学びを大切にしていくことが大事だと感じた。
(文学部2年男子)

今日みんなで話し合った焼き芋の企画はとても面白そうだった。
毎日毎日見ているはずのキャンパスの中になにげなく、生えている木に目を向けてみるとそこには様々な種類があったり、様々な動植物の関係が見つかりそうだ。
機会があれば有志を集めて実行してみたいと思った。
(文学部2年男子)

話し合いがあまりスムーズに進みませんでした。
もっと自分も参加しようと思います。
スムーズでなかったのは進行の仕方があまりよくなかったせいもあります。
リスクの話し合いの時に「危険因子」「対策」・・・と項目毎に考えを出し合って進めていった方がもっとたくさん一人一人頭に浮かんだことを言えたはずです。
それからせっかくリーダーの話の授業だったのに、マズローの欲求の最下部のところを考えて、「学生が集まったら飲み物とビスケットを出す!」と思いつかなかったのが残念でした。
それからリーダーとはタイヘンなんだなぁと改めて思いました。
資質だけが重要と考えていたけれど、こんな風にトレーニングできるのなら自分も慣れるのかとちょっと期待。
リーダーはこんなにたくさんのことを考えるキレモノですね。
(工学部1年女子)

今回、はじめて環境保全活動を企画しましたが、とても難しかったです。
一つ一つの行動にも意味を込めたいと思ったので、なかなか何をすればいいかわからず計画は進みませんでした。
しかし、佐藤先生が「あまり押しつけがましくならないように」と言われたのは、なるほどと思いました。
実際私も環境保全活動に参加して、自分が感じたことが一番心に残っているので、自然と主催者の意図が伝わるような企画がベストであると感じました。
危険についても思っていたより多くて、驚きました。
あらゆるところに危険はあるので企画する際は注意したいと思います。
農学部1年女子)

突然の参加にもかかわらず快く受け入れて頂き、ありがとうございました。
今回プログラムに対するリスクということで考えていきましたが、思うことがいくつかありました。
私は現在、海外ワークキャンプを行う学生団体に所属しています。
その活動で、この夏に中国のワークキャンプに参加してきました。
そこでは山奥の村でキャンプをしたので、電気・水道もなく、過酷な状況でのキャンプでした。
それにもかかわらず、リスクに対する意識は高くなく、せいぜい虫除けスプレー、かぜ、腹痛、絆創膏程度の準備しかもっていませんでした。
改めて考えると、もっと危険を予測する準備等ができたとし、しなければならなかったと帰国して深く反省しました。
学生中心の団体なので、知識の蓄積も少なく、経験も少ないので事前予測は他団体より難しい部分はあるのですが、事故は何よりも重要なことであると思うので、今回の紙に書きだすようなもっと具体的な活動を考える必要があると思いました。
(文学部2年男子(特別参加))

ボランティアは義務ではなく、善意を基に自発的にやる活動ではあるが、実際するとなると、主催者にはリスクアセスメントやリスクマネジメントなど、参加者に対する重要な義務を負うことを再確認した。
また、このような取り組みは環境教育や活動のみならず、人々が集団として活動していく際には本当に不可欠な概念であり、社会では本当に大切なことだと感じた。
これまでボランティア活動に関して主催者側の立場に立ったことはなかったが、その活動を楽しく且つ有意義にすることは非常に難しいことなんだと実感した。
知っていることとできることは異なるけれども、本日の講義内容は非常に実用的だった。
芸術工学部1年男子)

落ち葉書きと焼き芋だけをとりあげても、それを通じて学べることはすくなくないということに気づけて面白かったです。
今回は環境保全をキーワードにしていろいろなことを考えましたが、特に環境に限らず、何かを企画して人に参加してもらうことの難しさと、それに伴う責任というモノを考えるよい機会をいただきました。
その中でもリスクが今回は取り上げていましたが、私はそれほど案を出すことができず、つまり、物事を考えるときに見通しが甘いという私の欠点が浮き彫りにされてしまいました。
また、企画作りの段階で枝葉にこだわってしまい、話の流れを滞らせたのがあるのも反省点です。
次からは気をつけます。
(文学部4年女子)