第1回農業体験その2

marugoto2007-11-26


おまちかねの昼食。
昼食は、みんなでおにぎりを握る。
+おにぎりにあうおかずを一品持ちより。


おにぎりに使うご飯はミルキークイーン。
松崎さんが育てた米である。

ミルキークィーンは、農林水産省の大型プロジェクト「スーパーライス計画」の中で、新しい特性を持った「新形質米」として育成されたお米です。
ミルキークイーンの玄米は、通常半透明となる場合が多く、表面が牛乳のような色を呈することがネーミングの由来となっています。
ミルキークィーンは、「おいしいお米の代表」であるコシヒカリの遺伝子に人為的に変異を起こす方法によって、お米に含まれる2種類のでんぷんのうち、粘りの少ないでんぷんである“アミロース”の含量を約10%と、コシヒカリの3/5程度に下げた品種となりました。
光沢があり、粘りが強く、冷えても硬くなりにくく、劣化しにくいという、ミルキークィーンの食味官能試験は、すでに日本穀物検定協会が実施済みで、総合評価で明らかに良いとされています。
http://www.naozane.co.jp/okome/milky.html

冷えても硬くなりにくく、劣化しにくい!?


つまり、おにぎりに最適のお米なのである。


しかも、それを育ててくれた農家が目の前にいる。
それを育ててくれた田んぼが目の前にある。
こりゃぁ、贅沢。


さて。
おにぎり握り。
1年生の中には、うまく握れない学生も。
手にご飯粒がくっついたり。
大きくなったり、小さくなったり。
三角形のようなモノになったり。
しかし、何個か握ればうまくなる。



一方、TAとして参加してくれた3年生の料理上手の学生が最初から手慣れたもんだ。
何事も経験である。
このセミナーではその経験と、それを通じての学びの効果を実感して欲しい。


問題は一品である。
ある学生は、おにぎりに入れる具材として納豆を持ってきた。
当然、糸をひくおにぎりができあがった。
とはいえ、白米に納豆は合う。
最後は納豆を入れてきたタッパーにご飯を入れて混ぜ、美味しい納豆ご飯に仕上げた。


できあがったおにぎり。
一品持ち寄りのおかず。
最高に楽しい昼食。


そして、最高にそれを美味しくした調味料は
それを育ててくれた農家が目の前にいること、
その想いを聞くことかできること、
それを育ててくれた田んぼが目の前にあること、
そしてなによりみんなで一緒に作業したこと。
みんなの笑顔が最高の調味料だ。