受講後の感想

今日はコンセンサゲーム「漂流脱出」を行いました。


法学部2年女子
 話しあいをしなかったら、私は死んでいました。
 話しあいは最初、無人島に行くか行かないかの場合分けで行われ、結局正解に近い方を選ぶことができました。グループの人に、「なぜ、一番にそれを選んだか?」の理由を聞くことによって、自分の視野が広がって、改めてグループワークの大切さを実感しました。
 ひとりの考えは、ひとりよがりで、危険性に満ちていますが、話し合いを通して生存率もあげることのできる可能性に驚きました。ロープの必要性と石油缶の必要性には、目からうろこでした・・・。聞くだけでなく、自分の思いも伝えて、よりより話し合いをしていきたいです。



農学部1年女子 
 とても楽しいゲームだった。最初自分で考えたときは用途の分からなかった道具もあったけど、班で話し合うと、そういう使い方があったのかという新しい発見もできた。みんなの意見を出し合うと、どれもいろんな使い方があって、その優先順位をつけるとなると難しかった。自分が絶対大切だとおもっているものでも、話し合ってみるとそうでもないこともあるので、話し合いで相手の意見に耳を傾けることや、逆に相手に自分の意見をしっかり伝えることの大切さがよく分かった。実際の現場では、自分の意志を曲げないような頑固な人がいると大変だと思った。
 最後の回答にはびっくりしたけど、なるほどと納得する点が多かった。班の回答と正解は少し違ったけど、話し合いで自分の回答より正解に近づいたので良かった。



21CP1年女子
 これぞグループディスカッションだと思った。
 みんなで話した結果の方が個人より誤差がかなり減っていたのは感動だった。少し船旅に出たくなりました。笑
 あせらず様々な状況を考えること、個々の意見をよく聞くことは本当に大事なことだ。万が一、避難したときの勉強にもすごくなった。初めて知ることがいっぱいで、びっくりしつつ、感心しつつ、応用したくなった。
 どんなときも想像力を働かせ、色々と考えることは、生きていく上でとても大切だし、おもしろい。
 チーム、グループのあり方なんかも少し感じられた気がする。今回の授業も興味深く、とても面白かった。
 いつも、積極的に、協力して、助け合う必要性をひしひしと感じられた。
 実際、こんなことがあったらこのディスカッションを思い出して頑張ります!!



21CP1年女子
 まず一番嬉しかったことは、グループ全体で出した答えがグループ内の個人個人で出した答えよりも点数がよかったことです。反省することは、あまりにもアクティビィティー過ぎたことです。救助に向かいに探しに来ているのに。その場から離れようとしてしまったことです。もし、自分がこのような状況に陥ったときは、見つけてもらう努力を最大限に行おうと思いました。新たな発見として、とても勉強になったことは、バケツをロープで結んで海中に涼めると、シーアンカーになるという知識でした。原理がよく分からないので、もっと知りたいです。また、重油を波の安定剤に使用したり、オールは全くこぐという目的では使用されないということから、普段私たちが日常で使う以外にも道具には様々な用途があり、応用がきくので、まずは冷静になって、考えてみるということ、そして第一には身を守るということを念頭に置くことが大切なのだと思った。しかしロープはただのヒモなのに、多様性がありますね。誰かのヒモになるとい言葉にも深い意味があるのかもしれませんね。
 最後に、今回の授業を通してどのように皆で話し合うのか、という話し合い方についても考えさせられました。



理学部1年女子 
「漂流脱出」ゲームの感想
 最初に自分で考えた回答と、グループで話し合って出した回答とを比べてみると。ほとんど異なっていたうえに、自分の回答の誤差が非常に大きかったことに驚いた。そして、自分の遭難時における対処法の知識のなさを痛感した。きっと遭難したのが自分一人だったら、まちがいなく助からなかっただろう。でも、こうしてグループで話し合って協力することで、自分達の助かる可能性がとても上がることが分かった。その点で、話し合いをするということは大変有意義なことだと思うし、話し合いをしていくうちに自分の考えで間違っていること、逆に遭っていることを発見できるので、グループ行動は大切なことだと改めて実感できた。
 また、話し合いの中で出てきた突飛な考えに対しても、はなから否定するのではなく、「こうやったらうまく利用できるかも・・」と深く考えることも学べることができると思う。

 

工学部1年女子
 今日の授業は実際に漂流している場面をイメージしながら考えることでなかなかスリルがあり楽しかった。結果から見ると、自分一人と正解の誤差に比べ、グループで話し合った後の正解との誤差の方が格段に少なかったので話し合うことの重要性を身をもって感じることができた。
 道具の用途からしても、意外なことが多く、特に、石油缶の用途のバラエティーには驚いた。ただチームでは動いて、助けを求めるという考えで進めていったので、おしいところで誤差が生まれたのが残念だった。
 今日を通じて、漂流した特に必要な知識を得られたし、それ以上に仲間としっかり話し合うことで結果がここまで上がることを知ることができ、大変ためになった。
 これからは、独断で判断するのではなく、周りの意見に耳を傾けよりよい方向に向かえるように注意していこうと思う。



芸術工学部1年女子
 今日のワークはとても楽しかった。自分のアイデアだけだと誤差が50もあり、確実に死んでいた。話し合いをする際には、結構自分の意見を言っていったけど、もっとあまり発言をしていない人にもどう思う?とか聞いてみるべきだった。それと、鏡の使用方法については自分の考え方が結果的には合っていたんだけど、自信がなくてあまり強く言えなかった。
グループで話し合うときには、どうしてもリーダー的存在だとか知識が豊富そうな人の意見が採用されがちだけど、一人一人のアイデアを出し合って1つ1つきちんと吟味していく必要があるんだと実感した。グループで話し合うことの良さは、自分が考えられなかったアイデアに出会えることもあるし、それぞれのアイデアを発展させたり組み合わせてさらによいアイデアにすることもできるんだと思います。


 
農学部1年男子
 今日は本当におもしろかった。特に答えを発表された時、5人で話し合ったこととは全く異なった用途があったのに、驚きました。さらに、話し合いの結果出した事餌より、メンバーの一人の成績の方が高かったことがすごく残念で、もっと意見を取り入れたらよかったと後悔する気持ちもあります。
 でも、メンバーと話し合った結果、自分の生き延びる確率が格段に上がったので、自分としては満足です。一人一人の出した数字をただ単純に足した時よりも成績はかなり上がったので、話し合うことは大切なのだと感じられました。



芸術工学部1年女子
 今日のセミナーで海において生き残る術を学べたので良かったです。海で救助隊が向かっているのが分かっているので動かないようにした方が良いと思っても、動かないようにするための道具の「使い方」を知らないと、道具があっても役に立たないことを改めて実感しました。こういう極限の状態でテレビやインターネットも電話も使えないとなると、大事なのは自分と皆の知恵だなと思った。私は誤差の合計が40でした。6人で話し合えて本当によかったです。生き残る確率がUPしました。
 あとは話し合ってまとめる作業をスムーズにできる自分の役割を進んで果たせるように、自分の考えを早くまとめられるように、訓練したいと思います。



農学部1年男子
 合意の形成の方法は時間をかけてもうまくまとまらないと実感できた。まず1人1人の意見をまとめていく方向づけをすることに時間がかかった。1つの道具に対しての見方が食い違いになることがあったことが、1番の要因かもしれない。次に自分の意見をどれだけ説得力のあるような説明ができるかで、意見のまとまり方は違ってくる。しかし、このときは自分の意見を押しつけるようなことはしてはならない。押しつけてしまえば恐らく反発が起こるかもしれないからだ。まらグループで一人ずつ役割を決めていけばさらに時間短縮ができたと思う。例えば時間係や進行係を決めるなどすれば、時間が無くて焦ったり、意見を出すことが止まったりするようなことは無かっただろう。



農学部1年男子
 今日の漂流脱出での話し合いで、自分は無人島に行く方向で考えていたので、そういう方向で発言をしていました。でも、もしも自分の発言にみんなが賛成していたら、みんあ死んでいたので、多数決でその場にとどまることになったのでよかったです。
 今回の話し合いで、自分は最後まで無人島に行くことを主張し、あまりまわりの人の意見を聞かず、結局は自分が間違えていたので、自分の考えが正しいと思いこまずにまわりの人の意見をいうことも重要だと思いました。
 ただ、そういう風に実感しても、やはり自分の考えに固執してしまうので、他人の意見を聞けるようになるためにも、何度も話し合いをしないといけないと感じました。



理学部1年男子
 ゲームを通じて、グループ活動の重要性を実感できた。自分の点数は30だったが、グループで話し合うと18までよくなっている。周囲の意見を聞き入れる柔軟な頭が必要だな、と思った。これまで私は、自分の意見を言うだけ言って、他人の意見を重視しないことがしばしばあった。しかし、他人の方が自分よりもずっと素晴らしい意見を持っていることの方が多いかもしれない。もっと積極的に意見に耳を傾けて議論することが大切だと思った。
 しかし、中には明らかに間違いなのにまかり通っている意見もある。その場合、いくら賛成派が多くても、勇気を持って反論することも大事だ、と、石油缶の事例でよく分かった。私は石油缶は最下位にしていたが、議論中に順位が上がり、結果的に正解に近くなった。このゲームの経験はとても貴重なものになったと思う。
 加えて、漂流時に対応できる知識を得ることができたのも収穫だった。



工学部1年男子
 これだけの物が集まると、組み合わせによって、いろいろなこができるな、とディスカッションを通じて、気付かされた。自分の誤差よりグループの誤差の方がとても小さく、話し合いの大切さ、重要さが目に見えて分かった。
 一人だけで考えても、思いつくことは限られていて、多少の偏見もあるし、なにより、一人で、20年近い人生より、6人で、120年の人生の方が、経験豊富で、結果が大きく変わるんだなと思った。
 また、6人で深く考えるよりも、正解の解説には、裏をつかれたような斬新なアイデアがつまっていたので、多くの知識を蓄えることと、内容のある経験を積み重ねていくのが、どれほど大切なことなのか、を思い知らされた。
 他には、女性に特有だった「全員で生きる」という考えが自分には足りない、というのが人生の教訓になりました。


農学部1年男子 
ただディベートの練習かと思っていたら、点数が出て、さらにディベートの結果、すばらしさが目に見えて分かったので、大切さが分かりました。
 やはり一人一人意見が違っていて、それをみんなでまとめていく作業は楽しいと同時にとても難しいな、と改めて感じました。石油缶をほとんどの人が下位にしていたのに、話し合うことで上位にする結論が出て、それが正解に近かったのが一番嬉しく、ディベートの効果を実感できました。
 もっと柔軟な発想ができるように鍛えていきたいです。
 反省点としては、時間の管理をすっかり忘れていたことだと思います。次のディベートの機会には、自分から進んでそういった役割をこなせるよう意識していきたいです。
 また、これからいろいろな場面で自分一人で考えるのではなく、話し合いを取り入れていこうと思います。



21CP1年男子 
カキ体験から一夜明けた今日のゲームを通して思ったことは、

  • グループの力は、やはり強い。
  • 自分の身を守ることが最優先
  • 海はやはり怖い存在である。

ということを、まず思いました
 加えて、こうしたゲームを通じて、グループでのディスカッションにおいては、権威主義的でも、楽観的放任主義でも成り立つことは難しく、最も大切なことは皆が民主的に、そして自発的に相談し合うこと、そして、1つの目標に全員が進む方向性を明確にすること、更に、それぞれの役割を確実にすることで、問題解決の糸口が即時に見え、早期解決、事故や危険の回避になるのだなと深く感じました。そして、ゲームそのものの感想としてまず思ったことは、10コの中で、“石油缶”の重要性の高さと、それを当てた自分達のグループに大変感動しました。そして、このゲームで述べていることの中身が今後自分にとってすごく役に立つことなかりだったので、本当に参考になったので、改めて勉強になりました。



工学部1年男子 
 こういうディスカッションゲームは久しぶりにやったので、とても燃えました。実際に遭難したらこんなに冷静な判断はできないかもしれませんが、仮想練習ができて良かったです。昨日の疲れがありましたが、自分の意見をちゃんと発言することができたので悔しくはないです。それに、ちゃんとグループで話し合えば色んな意見を聞くことができ、一人では出せない力も引き出せることを実感しました。三人よれば文殊の知恵、って感じました。
 こういう話し合いは一生ついてまわるので、こういう場を大切にしたいです。それに、こういう場を通すことで、今まで自分になかった考え方や価値観を知ることができるので、貴重な体験でした。



薬学部1年男子
 グループ内の話し合いによって誤差が小さくなるという結果が出た班があり、話し合いの力のすばらしさを感じた。また、話し合いの中では全員が積極的な発言をしていくことで合意形成をすることで、悔いの残らない結果になるような努力が大切だと分かった。今回は「漂流脱出」をテーマに話し合ったが、このほかの話し合いの中でも、グループ内で役割分担をしたり、全員の意見をうまく取り入れたりするなど、生かすことのできる部分は大いにあると思う。グループをまとめる能力を伸ばすために、このようなゲームは最適なものなのではないか、と思う。

  • 僕は誤差が40もあって、絶対に一人では死んでしまうと思った。仲間同士の結束力は、大事なのだろうと思った。
  • 限られた時間の中で、結論を出すことの難しさを感じた。
  • 自分とは違った意見がとてもよい参考になった。