受講後の感想

今日の授業で、生と死、食、価値を考えさせられた。
今の自分って、何でここにいるんだろう?と。
そして今何をしているんだろう?と。
今日の授業で自分のやる気が100倍以上広がった。
今こうして生きていられることは、日本に生まれて元気でいれることは決して当たり前のことではなくて、世界の目で見たらごくひと握りの人間に与えられる境遇なのだ。
その限られた中にいる自分が、このままであったらいけない。
もっと考えられる大人になりたい。
今の時期にこの授業を受けることができて、本当に良かった。
今ならまだ、自分が変えられる。
そして、過去にお世話になった人、出会った人にも感謝ができる。
私は今まで、本当にステキな大人と出会ってきた。
芸術家、バレエの先生など、強く自分を持っている人を見てきた。私も、自分を持てる大人になりたい、そして、周りに感謝し続ける大人になりたい。
まだ大人でないから、理想の大人像はどんどん高まる。
それでいい。
Bigな人でなくても、自分を、人を、子供を大切にできる大人になるのだ。
生きることは、感謝すること。
生まれてくることは、感謝すること、1日1日を送れることに感謝しながら生きていこう。
そしていつか、こういう大人になりたいと思われるような大人になる。
自分の可能性は、無限大!!
(工学部1年女子)



先生が最初に「今日のこの授業が、君達の人生を変えるものになって欲しい」と言いました。
ちょっと大げさだな、と心で笑いながら聞いていました。
授業が始まり、12歳の女の子のスピーチのスライドを見て、自分の考えが変わっていくのを感じました。
12歳の女の子に、あれ程の行動力があるのに、ただ日々を何となく過ごしている自分がすごく嫌になりました。
また、13歳の女の子の闘病生活の話や、お弁当の日の話、助産婦の話など、全てにおいて感じたのは、「生」の大切さです。
自分が生まれてきて、今生きている。その事がすごく幸せなのだと思えました。
親への感謝の気持ちも、心から感じられて、とても心が温まる授業でした。
きっとこの授業で学んだことが、これからの人生にも大きな影響を与えると思います。
ありがとうございました。
農学部1年男子)



今日の授業全体をとおして、自分という存在の可能性や大切さに気付きました。
何か少し、自信のようなものがついたような気がします。
まず、12歳のリオの宣言。
12歳にでもこんなにすごいことができるんだ、自分も何かしてみたい、しなければならない、と感じると同時に、いまだに環境に対する世界の態度が変わっていないことに失望しました。
このようなスピーチがあったことは、自分はまったくしりませんでしたが。
このスピーチを広めるだけでも、何かが変わる気がします。
13歳のガンの瞳さんの言葉。
「お母さんがガンじゃなくて、よかった」の言葉には、心がゆさぶられました。
今の自分と比べてみると、恥ずかしい気持ちでいっぱいになります。
自分の可能性はとても大きい、やれることはこれからたくさんある。
行きたくて、生きられない、そんな人生に対し恥ずかしくない自分になることを目標に、今この瞬間から、自分を変えていきたいと思いました。
佐藤先生の「ここ」の中のお話などを聞いて、自分のこの命を親から、そして親の作ってくれた料理からもらった体を、何のために使うのか、まじめに考えてみようと思いました。
自分には知らないことが多すぎる。
これからの大学生活でも、たくさんのことを自分から知っていきたいと思います。
農学部1年男子)



自分は大学生活を始めていつのまにか、毎日が大切なものであると実感し始めた。
まず、人との出会いが大きいものであったと思う。
こんなにおもしろい人たちがいて、ここで話ができる、なんて素晴らしい。
しかし、出会いには必ず別れがあって、こうして自分が人と出会えたときどこかで、誰かの命が亡くなっている。
自分の同級生、親せき、会ったことのない人々、今私は、この瞬間にも誰かに出会えなくなるかもしれない。
そしたら、今を大切に考えていかなければならないと感じる。
今日の講義は命について全てつながっていて、非常に感動であった。
地球環境についてのあることにとても喜びを感じることができた、生きることは食べること、食べることは生きることであるとあったが、自分の食についても考えなければならないと実感し、また生きていれば失敗も、成功の始まりとなることも実感できた。
今の生活は非常に楽しいけれど、もっと自分のことについて考えてみたい。確かな生を、自分も感じてみたい。
農学部1年男子)



今日は全てが紳士に受け止めざるを得ない、とても重い玉を豪速球で受けたような気分でした。
今回流していただいたものの中には、いくつか既に見たり聞いたりして知っていたものでしたが、改めては意見すると、本当にいつ見ても、自分自身のことをまた見つめられる、そして、“何かやっぱりしてみたい”と思うきっかけになるな、もっと深く思いを巡らせることができるな、と感じます。
「経験したことだからこそ、人に話して、人が感嘆する。真正面で受けてくれる。“もっと頑張ろう”って思うんだ」と、強く感じることになりました。
今、私自身も、元々動き回りたがりな性格上、色々と“何をしているか分からない”とは言われるものの、色々な活動なんかをしています、
そして、これらをもっといろんな人に伝え、多くの人との出会いを深めていきたいと考えています。
これを“思い”から“行動”に、もっと(×2)移していこうと思います、そして、自分の知らない未知の領域にも、どんどん進んでいこうと思います。
最後に、残り数少ない授業ではありますが、今後ともよろしくお願いします。
(21cp1年男子)



環境問題、命の大切さ、食の大切さ、どれも大切なことをたくさん学べた。
自分が当たり前に過ごしている今の状況は、自分でその尊さに気がつくことは難しいけど、今日その尊さを強く感じた。
人は生きているだけで幸せなのだとよく聞くけど、実際の社会でいろんな困難に立ち向かうと、生きるのってつらい、もっと上を目指さないといけないんだ、と思う。
でも、今日のスライドを見て、「人は生きていることこそが幸せ」という言葉は、きれいどとでも何でもなく、本当にそうなのだと感じた。今日の授業を聞いた直後は、自分の幸せを身に染みて感じていられると思うけど、また普通の生活を送っていると、その意識が薄れてしまうかもしれない。時には自分が嫌になるときもあると思うけど、そんなときは今日の授業を思い出したい。
今日の授業は、自分にとってとても大きな収穫になった。ありがとうございました。
農学部1年女子)



命や食、幸せといった、深いテーマを考える機会に巡り会えて、本当によかったと思う。
自分より貧しい人々がいる、自分より若いのに、苦しんでいる人がいる、このような事実を突きつけられて、豊かなくらしの真っ只中にいる私達が、見て見ぬふりをしている現状は悲しく、恥ずべき事ではないか。
直接何か、対策を行う必要はない。「弁当の日」のように、身近なところから、意識を変えていくことが大切だと思う。
食の大切さ、命の大切さ、尊さ、それらを実感することが、問題を意識するのに一番の方法である。
実感して理解した人々が増えていけば、世界の対応も変化してくるだろう。
それを本によって実現させようとする佐藤先生は、素晴らしいと思う。
私も、身近なところから何かの意識が変わっていくように努力したいと思った。
(理学部1年男子)



今まで自分が小学校から受けてきた授業の中で、今日の授業はおそらく一番心に残る授業だった。
何と言い表してよいか分からないくらい印象的だった。
最近の自分を振り返ってみると、忙しい毎日にただ振り回されているだけで、大切な何かを見失っているのではないか、という気がしてきた。
今日の授業では、大人であることとは何か、幸せであることとは何か、人生って何なのか。
自分がどうして今ここに生きているのか、生きることとは何か、食べることとは何か、などなどを、深く考えさせられた。
今まで自分は、親のありがたさも何も分からず、わざわざ夕食の場で身勝手な言動をして、大ゲンカしたことも何度かあった。
そのときの両親の気持ちを考えると、本当にすまなかったと反省している。
食べることで、みんなが笑顔になれる。
そんな食卓が、世界に広まったら、どんなにすばらしいだろうかと思う。
今日から自分は、心を入れかえます。
(薬学部1年男子)



今日の話を聞いて、最近、全然自炊していないことを反省した。
自分でご飯を作らないということは、ただ忙しいからとか、作るのが大変だからとかではなくて、「食」の大切さとか、ありがたさとかを忘れているからだ、と思った。
お腹が空いたから食べるという、体しか満たさない食事ではなくて、食べることで心も一緒に元気になれるような、食事をとりたいと思う。
そのために、今日見たお弁当の日は、すごく良いなと感じた。
一人暮らしを始めてから、ご飯がおいしくなくなって、高校時代は毎日食べていた朝食を、抜かしがちになったり、面倒で夕食を食べなくなったりしている。
なので、自分の作ったものを他の人に食べてもらったり、他の人が作ったりしたご飯を、食べるということが、すごい楽しいだろうな、と思う。
「生きることは食べること、食べることは生きること」という言葉を心にとめて、これからご飯を作りたいと思う。
一回、小ゼミのメンバーでお弁当の日をやってみたいです。
絶対楽しいし、おいしいご飯が食べれると思うから。
芸術工学部1年女子)



今日は、「生きること」を考えさせてくれる授業でした。
私は去年祖母を亡くして、「死」というものがこんなにもあっけなくて、突然のものとは知りませんでした。
生きるの反対は死ぬことではなく、死は、生きることの一部というか、終結点だと思います。
そして、今日の授業で学んだこたえのひとつは、「生まれない」という不存在でした。
今日のスライドショーを見て、その気持ちを周りにいる友達とシェアできる幸せがあることに、感謝したいと思います。周りに存在するものや、目に見えないもの、私が日々食べているものに感謝して、そして、私の“幸せ”が、沢山の人とシェアできるよう、生きていきたいと思いました、もっとこういう授業が増えて、沢山の人が生きることが幸せであることに気付いてほしいと思います。
(法学部2年女子)



今日のゼミの中で感じたことは、私が一人暮らしを始めてから感じたことにとても近かったです。
毎日、夕食を作るのがこんなにも面倒くさく、大変なものだと感じました。
しかし、この面倒くさく、大変なことを毎日しているすべての親の偉大さに、驚かされます。
今回「生」という大きなテーマを中心にやっていき、それが「食」につながるという、なんとも不思議な感じでした、食と生は違うものだと決めつけていましたが、そんなことはなく、一番密接なものであるということに、気付かされました。
私の家は明るい食卓だったのかと考えると、良い食卓だったと思います。5人家族の私は、今は全員バラバラですが、集まると、やはり家族なんだなぁと、とても感じます。愛されて育った子どもは、良い大人になるという言葉の通り、私も素晴らしい大人になりたいと思います。
(工学部1年女子)



今日は、たくさんのスライドを見せてもらった。
どのスライドも、今の自分をつい見つめ直してしまう深い内容だったけれど、私が一番感動したスライドは、一番最後の助産婦の内田さんの話に関するスライドだった。
大学生になった自分にとって、出産して子どもを持つということは、そんなに遠い未来のことではない。
私的な話だけれど、私の親は私を産む前に3回も流産していて「何度も子どもはあきらめよう」と思ったらしい。
それでもやっと生まれた子どもの私に、(今思えば)本当に愛情かけて育ててくれたと思う。だから、私も自分の子どもにはめいっぱいの愛情を注ぎたい。どうやったら子どもに愛情が伝わるのか、自分なりに考えていきたい、
今回この授業に参加したことは、私にとってとても大きな事だったと思う。
本当に、ありがとうございました。
(理学部1年女子)



今日のスライドショーは、とても内容が多岐にわたっていましたね。
どれもが素晴らしい内容で、心動かされるものばかりでした。とても、胸があつくなりました。
私は、昨年父をガンで亡くし、現在でも心に後悔を残していることがあり、時々とても苦しくなります。
他の人にどんなに励まされても、私はこの後悔を背負って生きてゆくことを誓います、
私は、後悔することはダメなこととも、人間として恥じるべき事とも思いません。
自分の今、もしくは一部に黒くて暗い点があるからこそ、私は前に進んでいける気がします。
今思うことは、家族、人というもの、愛する人たちは皆、温かいということです、家族皆違う、家の廊下を歩くときの足音が温かい。耳に響く声が、温かい。失うと、二度と取り戻すことのできない命。
私は一生、この後悔を背負い、今は本当に人を大切に出来る自信があります。
素敵な授業を、ありがとうございました。
(21cp1年女子)



リオデジャネイロでのカナダの12歳の女の子のスピーチを聞いて思ったことは、子供ほど物事をきちんと受け止められるものはいないんじゃないかということです。
大人は利害とか損得、自分の立場、地位など余計なことを考えて素直に目の前にあるものを吸収し、放出できていない。
地球を守ろうとかいってるけど、一方で自分の持ってるものを守ろうと他の国の人々の命を奪ってる、そんな矛盾したことがたくさん今の世界にはある。
スピーチにあった、ストリートチルドレンの子が「ぼくがお金持ちだったら、いろんな物をたくさんの人に分けてあげるのに」ということばには、すごく胸をさされました。自分たちは物に恵まれすぎていて、そんな優しさが欠けてしまっていました。
猿渡瞳さんの話は、人は物を失ってからその大切さに気付くってことをあらためて痛感しました。
そして、それに気付いた人のことばは本当に重くて説得力がありました。
こういう話を聞いてすぐは、自分は幸せなんだなって思うんだけど、ちょっと時間がたつとそれが当たり前になってしまって、生きられていることが、いかに幸せかってことに、鈍感になってしまうことが、自分で自分が悲しくなる。
助産婦さんのお話は、死産したお母さんの話がすごく印象に残りました、いくらお腹を痛めて産んでも、その子の泣き声を聞くことができない悲しみは、計り知れないと思います。逆に、元気に産声をあげてくれることはお母さんだけでなく、家族や病院の人みんなが幸せになることは、とてもすごいことだと思いました。
今日の授業で、本当の幸せってやっぱり心の豊かさとかあたたかさとか、そういうことだと感じました。
芸術工学部1年女子)



今回の授業のテーマは、自分の苦手なテーマで、知識として知ってはいるけど、考えたくないことに関してでした。
しかし、このような考えたくないことが重要であることが多く、このような授業を通じて考えなければならないと思いました。
今日の授業の始めに流した12才の子供の演説をみて、自分も昔は環境について本気で考えていたことを思い出しました。自分の場合は高校生ぐらいになると、考え続けることに疲れ、なんとかなるという漠然とした結論がでなくても、考え続けなければならないことでもあると感じたので、これから自分が農学部で色々な経験をし、色々な完成を持った後、もう一度このテーマについて考えてみようと思います。
農学部1年男子)



パワーポイントで曲をかけながら、あのようなストレートな言葉を並べるとは・・
普段は分かっていても実際には出来ないので言い訳を探している自分が恥ずかしいと思いました。
今自分ができること、やりたいことを実行します!
「やりたいけど、忙しいからできない」という言葉は言わないようにします。
私達は世界でも特にめぐまれているので、やろうと思ったらできることはいくらでもあると思う。環境を守るのもムリと思わずに、何か行動したい。
これから大人の社会(?)にでて、自分の意志を確実にするためにも、今している勉強も「惰性」ではなく、しっかり身になるように考えていきたいです。
芸術工学部1年女子)



大学になって、一人暮らしを始めるにあたり、自分に言い聞かせてきたことを、改めて深く知ることができました。
今まで18年、親の側にずっといたから気づけなかったのかもしれない親の存在の大きさ、感謝の気持ちを知るため、なんでも一人でこなすことを目標に頑張ってきたけれど、最近、継続するのが難しくなってきた。
そこで本当に実感した「親」。
自分は不器用だから、こんな回りくどくやらないと分からないけれど、それども、続けていきたいと思いました。
また、この食の話が世界を救うキーポイントになると思うので、12歳の女の子にも負けないぐらいのことをやって、一人でも多くの人々を救い、笑顔を共有できる、そんな人間になりたいと強く感じました。
人はみな違うのだから、幸せの感じ方、価値観も当然違っていると思います。その全てを認め合い、みんなが一つの家族となって、暮らせていけるよう、自分も協力していけるよう、頑張りたいと思います。
(工学部1年男子)