第7回少ゼミ1

marugoto2007-11-19

2007年11月25日には、少人数ゼミでフィールドワークを予定している。
フィールドワークの内容は、本格的麦作体験。
農家の人の話を聞き、実際に体験して、糸島地域での麦作りの現状を知る。


農家の人と話すには「下地」が必要である。


下地とは何か。
例えば、農地の面積。
大学では「a(アール)」とか、「ha(ヘクタール)」という単位が使われるが、現場では「反」「町」である。
それが分からないと「???」となる。
そこをいちいち質問していては話が進まない。
私も学生時代苦労したことがある。


畑をぱっと見ただけで「この畑は二反くらいありますね」なんて分かるようになればたいしたもんだ。
農家の人も「この学生はよう分かっとる」と思っていろいろ喋ってくれる。


だから農家の人から学ぶには、その下地として、「農業の世界の常識」を身につけておく必要がある。
そしてそれはなかなか大学では学べない。


今回の少人数ゼミはそのための時間とした。

16:40 ブレーンストーミング「糸島について知っていること」(糸島に関する情報共有)
17:00 「田んぼ力検定」(田んぼや畑に関する知識習得:ゲーム形式)

    • 20分で何問解けるか
    • 何点とれるか
    • 正解率は

17:20 解答
17:30 「麦力検定」(麦作に関する知識習得:ゲーム形式)
17:50 「糸島検定の問題を考えてみる」(出題する立場に立ってみる)
18:00 ふりかえり

最後には、私がなぜ田んぼ力検定をやったか。
つまり、意識づけのツール開発、広報ツール開発の必要性の話をした。


これまでとは一風変わった授業となったが、盛り上がって面白かった。


「麦力検定問題」。
比良松先生が作成してくれた25問。

学生に負けた。。。