第1回少ゼミ1

marugoto2008-04-15


2008/4/14。


今期も少人数ゼミが始まった。
「何人来てくれるだろうか?」
「どんな学生と会えるだろうか?」
その日はいつも朝からドキドキワクワクである。


今期の教室はゼミ室2。
これまで使っていたゼミ室3より広い。
これはやりやすい。


4:10に教室について
学生を待つ。
すると、どんどん、どんどんと受講希望者が教室に入ってきて
結局30名に。


少人数ゼミの趣旨と20名が定員である旨を伝え
男女のバランスを考えて、じゃんけんで20名に絞った。
せっかく受講を希望してくれた学生を断るのは本当に胸が痛む。


中には、高校の時ハイレベル合宿で私の授業を受け
「佐藤先生の十牛は面白いから」
と受講希望してくれた学生もいた。
しかも、彼は、じゃんけんに負けてしまった。。。
後期も開講するのでまっとるよ。



さて、今日の目標は、20名の受講者で仲良くなること。


「仲良くなる」。
それが目標の、大学の授業なんてアリ?
と思われるかもしれないが、この少人数ゼミではアリ。


なぜならば、半年間の間に
徹底的にディスカッションしたり、
グループワークしたり、
フィールドワークしたりする。
協力しなければできない作業も多い。
だからまず仲良くなることが大事なのだ。



それからもう少し広い目で考えよう。
私が考えるに
大学時代に作るべき大きな財産の一つは「友人」「仲間」である。
その友人づくり、仲間づくりという大学時代の大事な経験に対して
大学はこれまでノータッチだった。
もう大人なんだから、課外活動やサークルやプライベートやバイトで
勝手に友達や名かもを作りなさい、
勝手に仲良くやりなさい、という感じだ。


しかし、
それがうまくできる学生もいれば
できない学生もいる。
できたとしても偏りが生じる可能性がある。


そこで、授業として友人、仲間をつくる。
徹底的にディスカッションしたり、
グループワークしたり、
フィールドワークしたりして
友人、仲間をつくる。


そんな授業があってもいいと思うし、
それによってコミュニケーション能力なども身に付くはずだ。


さて、授業の開始。


まずは5分で、自分を除く全員と握手。


それから
「みんなと仲良くなるために、みんなの何を知りたい?」
と20の質問を抽出した。

  1. 名前
  2. 所属・学年
  3. 出身地
  4. 好きなお笑い芸人
  5. 高校の時の部活
  6. 入りたいサークル
  7. 趣味
  8. この少ゼミを選んだ動機
  9. 高校時代1番の思い出
  10. 好きな食べ物
  11. 嫌いな食べ物
  12. 好きなスポーツ
  13. 好きなアーティスト
  14. 座右の銘
  15. 尊敬する人
  16. 将来の夢
  17. 大学4年間にやりたいこと
  18. この1年にやりたいこと
  19. この半年でやりたいこと
  20. この1週間でやりたいこと


紙を配り、すべて回答してもらう。


(つづく)